懐かしくて新しい!愉快で楽しいキャンプソング「かえるのよまわり」

一昔前、キャンプにはうたがつきものでしたが今や、ギターをかき鳴らし、声を揃えて焚き火の前でうたうなんて姿、すっかり見かけなくなってしまいましたね。

それらのうたはキャンプソングと呼ばれ、愉快なものがたくさんありますので、いくつかを手あそびとともにみなさんに披露したいと思います。

まず、知る人ぞ知る、マニアックな「かえりのよまわり」の歌詞をご紹介しますね。

元の歌詞は野口雨情の書いたものですが、キャンプソングとして耳から耳へ、伝わっていくうちに、地域色ゆたかなものになっていったようです。今回ここに掲載するのは関東圏の一部地域でうたわれているバージョンです。

「かえるのよまわり がっこ がっこ げっこ ぴょーんぴょん らっぱふいて らっぱふいて がっこ げっこ ぴょん もっとふいて もっとふいて がっこ げっこ ぴょん がっこ がっこ がっこ ぴょんこ ぴょんこ ぴょん げっこ げっこ げっこ ぴょんこ ぴょんこ ぴょん がっこ ぴょん げっこ ぴょん がっこ げっこ ぴょん」

この歌詞の中の、「がっこ」「げっこ」「ぴょん」にそれぞれ手のうごきがついています。

「がっこ」は手のひらを口の両脇にくっつけ,スピーカーのような形にします。

「げっこ」は両てのひらを前方に向け、押し出すような仕草をします。

「ぴょんこ」あるいは「ぴょん」では、両手のひらを上に向けて落ちてきたものをキャッチするような動作です。

まずはこの3つの基本動作をしっかり覚えてくださいね。

うたがスタート、「かえるのよまわり」の部分は軽く手を合わせて四拍叩きます。そこから「がっこ」「げっこ」「ぴょん」の応酬が始まります。

「ラッパ吹いて」「もっと吹いて」は唯一のオアシス。ラッパを吹くマネをして次の「がっこ」「げっこ」「ぴょん」までの英気を養います。そして、怒濤の「がっこ」「げっこ」「ぴょん」になだれ込むのです…。

ひとつひとつの動作を用心深く丁寧に、ゆっくりやってみても案外難しい、この「かえるのよまわり」。ユーモラスなうたと動きに反してなかなかレベルの高い手あそびなのです。

しかし、研鑽を積めば必ずやスムーズに仕上がるはず。ぜひコソコソとカゲ練をやって、スピードアップバージョンでもひとつ完璧にこなして、子どもたちの賞賛を集めましょう。

楽しいキャンプソング手あそびはこの「かえるのよまわり」だけに止まりません。

今回は世にもふしぎなうた、「アチャパチャノーチャ」をご紹介。近年、保育士さんたちが「おふねにのっていこうよ」という替え歌でよくうたわれているようですが、元ネタはこちらです。

「アチャパチャノーチャアチャパチャノーチャ エベッサデベッサドラマサデ アチャパチャノーチャアチャパチャノーチャ エベッサデベッサドラマサデ セタベラケーセアバーチャ セタベラケーセアバーチャ アチャパチャノーチャアチャパチャノーチャ エベッサデベッサドラマサデ」

ゆったりしたリズムで、船を沖へ沖へと漕ぎ出して手の動きをつけます。「セタベラケーセアバーチャ セタベラケーセアバーチャ」では、目的場所の漁場についたのでしょう。大きな投げ網を海に向かって放り投げます。

そしてまた最後の、「アチャパチャノーチャアチャパチャノーチャ エベッサデベッサドラマサデ」で今度は陸に向かいます…。

大人にも意味が分からないうたなので、子どもだったら尚更でしょう。しかし、子どもの頃に習ったキャンプソングの中で鮮烈に心に残っているのがこれなのです。

意味はわからないけれど、なんとなく平和で豊饒なイメージが伝わりますよね。ゆったりしたリズムで和む時間も大切だと思います。