げんきに動き回る赤ちゃんのおむつ替えに最適!?手あそびうた2種

早い赤ちゃんでは、5,6ヶ月の頃に寝返りを始めます。初めての子育てに毎日24時間奮闘するママたちにとって、赤ちゃんの成長はなにものにもかえがたい喜び。寝返りができたことはたいへん嬉しいことなのですが、…さて、ここから多くのママにとっての受難の季節が始まります。
それはおむつ替え。これまで、ほとんど動きのなかったネンネの頃、赤ちゃんのおむつ替えは、すべてがか細く弱々しくできている赤ちゃんを壊さないように、そっと、という配慮をするほか、とくに難しいことはなにもなく、ただ汚れたおむつをきれいなものに取り替えるだけです。
しかし、寝返りを始めてからの赤ちゃんというのは、とにかく嬉しそうにころころ転がっていき、きれいなおむつに替えるまえに、汚れていなかった部分までが汚物にまみれることもしばしば。
転がる赤ちゃんに手をこまねいている合間に、とくに男の子の場合など、元気よくおしっこシャワーを顔にふきあげられてしまった…、なんて笑うに笑えない惨事もざらだったりします。
寝返りを始めた赤ちゃんのおむつをスムーズに替える。そのためにとっても有効な手段があるんですよ。それが手あそびなんです。
ここでは楽しみながら、あっという間に新しいおむつを装着してしまえる「おむつ替えのうた」を2つ、お教えすることにいたしましょう。
1. 「ラ・ラ・ラ・ぞうきん」
「似たような映画のタイトル知ってるわ!」という方もおられるかもしれません。タイムリーなタイトルですが、大昔からある、おむつ替えソング。地域によってメロディが異なるようなので適当に節をつけてうたってみてください。
(赤ちゃんのふくらはぎから太股に向かってやさしく撫であげながら)「ラララぞうきん ラララぞうきん ララらぞうきんを縫いましょう ちくちくちくちくちくちくちくちく…(足のあたりを指先で優しく突く)」
1番は ぞうきんを縫って、2番では、「ラララぞうきん ラララぞうきん ララらぞうきんを縫いましょう ちくちくちくちくちくちくちくちく…(足のあたりを指先で優しく突く)」
2番では、「洗いましょう」でじゃぶじゃぶじゃぶじゃぶじゃぶ…と赤ちゃんの足を持って洗うマネをし、3番は「絞りましょう」でぎゅっぎゅっぎゅっぎゅ…と足を揉んであげます。
赤ちゃんがきゃっきゃ、と声をあげて喜んでいる合間に汚れたおむつを外し新しいものにつけかえます。3番まで必ずうたわなくても抜粋でよいんですよ。
あるいは3番までフルコーラス歌い終わってから、おむつ交換する、というながれをつくってしまってもよいかもしれません。
次にご紹介するのはとっても短く覚えやすいうたです。これも地域でメロディが異なりますから、適当にうたってみてください。
2. あかちゃんたいそう
赤ちゃんの両足首をやさしく握り、ゆるい力で赤ちゃんの膝を屈伸させ胸の方によせ、また真っ直ぐもとに戻しながら、「あかちゃんたいそう あかちゃんたいそう あかちゃんたいそう 1、2,3…」
これを繰り返します。「1、2、…」のときは、右、左と片足ずつ、「3」で両足に戻すなど、変化をつけても楽しめます。
おむつ替えのための手あそびのポイントは、おむつ替えをするという目的に向かって目をギラギラさせず、赤ちゃんとおだやかに目を合わせ、ほんわかと楽しむ余裕を持つことです。
ほかにも、「きゅうりのしおもみ」、「きらきらぼし」など楽しいおむつ替えソングがありますから、また機会があるときに是非お伝えしたく思います。